セカンドチームからルーキ―リーグを戦う1年生チームまで、各カテゴリーの選手とスタッフの努力や向上心がトップチームいい影響を与えてくれていると話した関根コーチ。

 さらに関根コーチが喜んだのは途中出場した選手たちの活躍。「DF26野口秀人(2年)やMF30長島海心(2年)は1年生の時にルーキ―リーグで1試合も出てない子たち。そういう子たちが新人戦のメンバーに入ってこういう形で試合に出れて、野口はCKから得点も決めた」と野口や長島たちの存在のおかげでチーム内に競争が生まれる。

 今はケガで離れているアンカーの服部太洋(2年)や、この日は体調不良で控えに回ったMF7広瀬陸(2年)など、楽しみな選手が多いだけに、この新人戦でチーム内の競争はさらに激しくなるだろう。その競争がチームをより上のレベルに引き上げてくれるはずだ。

 昨年はインターハイ予選決勝で敗れた昌平が全国優勝。PUMA CUPで対戦した大津はプレミアを制した。対戦後に日本一になった2チームに「昌平の子たちは一人一人の持つ運ぶ打つ、そういったところの判断の部分かなり高いなと。大津は守備の強度、ゴールを守る奪うというところに高さを感じた。それがグループとして、チームとして集結しているところを感じた」

▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)