武南MF11渡辺悠(写真＝会田健司)

　トップチームから外れることもあったが終盤は定着。「去年の最後の2戦は勝つことができて勢いに乗れた」と自信も掴んだ。そして「自分は守備が苦手なので前プレだったり、プレスバックを気を付けていました」この冬は苦手な守備面の改善に努めてきた。

　この試合では攻撃陣を引っ張った渡辺。しかし、ボールを持った際には周囲の選手から"はるか！"と名前を連呼されるシーンが多い。「言われないぐらい結果を出すのも大事」と結果を出すことでより信頼を勝ち取る必要がある。

　そのためにも「一番の課題は点を決めるところなので、カットインからのシュートを今は練習しているので、今大会でそこを出せたら」アシストだけではなく、ゴールを決められる選手になる。自分の武器にしようとカットインシュートを磨いている。

【次のページ】 武南の1年生ドリブラーMF渡辺悠「言われないぐらい結果を出す」（4）