塩田にとって、この1年間は東海大相模の一員として、昨年7月にはインターハイに出場、11月にはチーム初の神奈川制覇を果たし、年末からの高校サッカー選手権に初出場。その本大会では、チームカラーを存分に発揮し初出場ながら準決勝に駒を進め、国立も経験した。

 「すごく楽しかったです。特に国立は本当にサッカー人生、サッカーやっていて、1度やれるかやれないかのピッチだと思いますし、あそこに立った時の緊張感だったり高揚感は今でも思い出しますし、またあの場所に帰りたいなと思っています」

 選手権、とりわけ聖地・国立は塩田のサッカー人生に衝撃を与える大きな経験となった。その後、U-17日本高校選抜候補に選出され、先の選考合宿にも参加。

 「やれる部分もたくさんありましたし、でもその反面、まだまだ自分が全国的に見たらほんとに下の方にいますし、自分より上だったり、高い壁はあるっていうのが分かったので、自分にとっては自分の現状がわかった、本当に意味のある合宿になったと思ってます」

▽神奈川県U-17選抜vs日本高校選抜U18
神奈川県U-17選抜vs日本高校選抜U18