この日はバルコムカップでチームメイトだった鹿児島城西のFW9大石脩斗(2年)に2点を許し、「アイツにやられたのは自分的に悔しいし、逆に自分が点を取って勝ちたかった」と唇を噛んだが、収穫とともに課題を感じることができたのは大きかった。

 「今日の試合でもそうでしたが、自分に足りないところはたくさんある。自分の特徴を出せた部分はあるのですが、もっと上に行けば行くほど質やプレーの判断の速さは上がっていく。そうした部分を自チームに帰ってからもっとレベルアップしていきたいです」。そう話す土居はこの1年で更なる成長を遂げ、上のステージを狙いに行く。

(文・写真=森田将義)

▽第40回静岡県ヤングサッカーフェスティバル
第40回静岡県ヤングサッカーフェスティバル