大阪海外遠征U-17スタメン。背番号5は怪我で不参加となったDF丸山且起のユニフォーム(写真提供=大阪サッカー協会)
迎えた後半、大阪U-17は初めて体験する強度のゲームでの疲労が蓄積され運動量が激減。コンパクトに守れていた前半と比べ、前線と最終ラインが間延びしてしまい、47分の失点を皮切りに大量6得点を奪われる。それでも84分にMF6白石が相手のビルドアップの隙をついて、奪ったボールをFW9岡﨑がダイレクトでシュートし1点を奪うことに成功する。しかし、直後にさらに1点を追加され、終わってみれば1-8の大敗。
渡航前のトレーニングマッチで大学生相手に90分ゲームを2試合こなし、このゲームに備えたが、初めて対戦する海外選手の圧倒的な身体能力を前に前半の守備を90分間継続できなかったことが悔やまれる。 それでも選手達はこのかけがえのない経験を活かし、現地時間25、26日に実施されるマーストリヒト戦、リエージュ戦に臨むため、現地での調整を行いながら活動を継続する。
(文=大阪府立汎愛高等学校監督・松浦祐志 写真=大阪サッカー協会)
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