武南円陣

 令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選は4月19日、新人大会(支部予選含む)の成績上位30校が参加して開幕する。4月29日の決勝(11時・浦和駒場スタジアム)に進んだ2校が本大会(5月24~26日・埼玉)の出場権を獲得する。1958年に始まった関東高校大会は、1~3年生が出場するこれまでの形式としては今年の第68回大会が最後になる。来年からは1、2年生による大会に移行し、3月の開催予定。埼玉は新人大会の決勝に進んだ2校が代表となる見通しだ。

 高校生年代最高峰のプレミアリーグEASTを戦う昌平、新人大会を制したプリンスリーグ関東2部に参戦する西武台は出場しないため、タイトル争いは混戦が予想される。新人大会の成績と開幕した県U-18リーグを参考にすると、新人大会2位の武南が優勝に最も近い存在で、ベスト4の武蔵越生や2連覇を目指す正智深谷浦和学院が追い掛ける展開になるのではないか。

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▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選