「われわれは1対1では絶対に負けてはならない、走り負けてもいけない、コンタクトプレーでも負けない、というサッカーの本質を言い聞かせました。ゴールを狙い続け、体を張ってゴールを守る。この原点に戻って戦うことを求めたのです」
高い技術や洗練された戦術を操ることと同じくらい、大切なことを諭したのだ。
プレミアリーグは5月6日の第6節を終えて2勝2分け2敗の8位。スタートダッシュとはいかなかったが、腕の見せどころはこれからだ。
夏の王者には就いた。次に照準を合わせるのは、埼玉県勢にとっても悲願である冬のチャンピオンだ。
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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2025プレミアリーグ EAST
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