7月28日、平成28年度全国高校総体「2016情熱疾走中国総体」サッカー競技の2回戦第1試合が広島広域公園第一球技場やコカ・コーラウエスト広島スタジアムなどで行われた。
DF小田逸稀、児玉慎太郎、MF鍬先祐弥、藤川虎太朗らを中心に前人未到の大会3連覇を狙う東福岡(福岡)は初出場の昌平(埼玉1)と対戦したが2-3で敗れ2回戦で姿を消した。東福岡は7分にMF藤川虎太朗のゴールで先制するも、41分に昌平のFW本間椋に同点ゴールを許すと59分にはMF松本泰志にPKを決められ逆転を許してしまう。1点を追いかける展開となった東福岡は66分、FKからDF小田逸稀がゴールを決め試合を振り出しに戻す。しかし、後半アディショナルタイムにMF針谷岳晃に決勝ゴールを決められ、2-3で敗れた。大会初出場で王者撃破の昌平は見事に16強入りを決めた。
1年生のMF郡司篤也のハットトリックの活躍で3-0で秋田商(秋田)を下した市立船橋(千葉2)は昨年度の全国総体準決勝(レポート)で破っている関東一(東京1)と激突。0-0で迎えた44分にこの日も1年生のMF郡司がゴールを決め市立船橋が先制。結局この1点が決勝点となり1-0で市立船橋が勝利した。
また、静岡学園(静岡)と四国学院大学香川西(香川)の一戦はFW福原涼太の2戦連続のハットトリックの活躍によって5-1で勝利し2回戦を突破。初出場校同士の対決となった大阪学院大高(大阪1)と慶應義塾(神奈川2)の一戦はPK戦の末に大阪学院大高が勝利した。滝川第二(兵庫)と長崎総科大附(長崎)の一戦はMF江口颯のゴールにより1-0で滝川第二が勝利。開催県代表の瀬戸内(広島2)は近大和歌山(和歌山)と対戦し、スコアレスで突入したPKを5-4で制した。さらに前橋商(群馬)はFW藤生春樹の決勝ゴールで帝京大可児(岐阜)1-0で勝利した。
28日に行われた2回戦第1試合の試合結果は以下の通り。
2回戦
日程 | 会場 | 対戦カード | |||
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2016.07.28 10:00 | 広島広域公園第一球技場 | 東福岡(福岡) | 2 - 3 試合終了 | 昌平(埼玉) | |
2016.07.28 10:00 | みよし運動公園陸上競技場 | 慶應義塾(神奈川2) | 0 - 0PK 4 - 5 試合終了 | 大阪学院大高(大阪1) | |
2016.07.28 10:00 | 呉市総合スポーツセンター陸上競技場 | 滝川第二(兵庫) | 1 - 0 試合終了 | 長崎総科大附(長崎) | |
2016.07.28 10:00 | 呉市スポーツセンター多目的グラウンド | 市立船橋(千葉2) | 1 - 0 試合終了 | 関東一(東京1) | |
2016.07.28 10:00 | 広島広域公園補助競技場 | 瀬戸内(広島) | 0 - 0PK 5 - 4 試合終了 | 近大和歌山(和歌山) | |
2016.07.28 10:00 | コカ・コーラウエスト広島スタジアム | 帝京可児(岐阜) | 0 - 1 試合終了 | 前橋商(群馬) | |
2016.07.28 10:00 | 広島県立びんご運動公園陸上競技場 | 鹿児島城西(鹿児島) | 4 - 1 試合終了 | 刈谷(愛知1) | |
2016.07.28 10:00 | 東広島運動公園陸上競技場 | 静岡学園(静岡) | 5 - 1 試合終了 | 香川西(香川) |
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