前半のシュートは西武台の5本に対し、山口と長が放った2本。敵のマークをはがす小気味いいドリブル、これにパス交換を組み合わせた崩しの形や効果的なチェンジサイドのパスが展開されず、決定的な得点機もほとんど訪れなかった。

 2年生ボランチの人見大地は、「守備陣がはね返したセカンドボールを拾うことを意識しましたが、反応が遅れてしまった。今日はチームがまとまりを欠いたことで試合を難しくしたと思います。インターハイまでには一丸となれるように修正したい」と話す。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選