4月から指揮を執る芦田監督は、就任早々にまず一つ目のタイトルを手に入れたが、「私たちは優勝するためだけにやっているわけではない。選手が成長することも大切にしているんです」との金言を発する。
だが、このチームを預かったからには勝つこともまた使命。「自分たちらしくもっとボールを動かし、見ている人がわくわくするような試合をするのがわれわれ(の本来の姿)。1対1の局面でも負けないとか、そういうことを選手には伝えています」。指揮官はそんなチームにまとめてから、清水東、四日市中央工、市立船橋、清水商、国見、東福岡に続く7校目のインターハイ連覇に挑戦する。
(文・写真=河野正)