さいたま市にはJリーグ浦和レッズと大宮アルディージャのジュニアユースチームがあるため、独自色を打ち出さないといけなかった。坂口代表は「選手育成と同じくらいの比率で人を育てることにも重心を置き、そこに特化しました」と言葉に力をこめる。
主将でボランチだった埼玉の名門・武南高時代を引き合いに出し、「人間的にしっかりしていないとプロの世界では通用しない、ということを先輩や同級生、後輩を通して見てきました。それ故、生活面や人間性のところはすごく厳しく指導しています。一番大事なものを中学生で身に付けないといけません。この年代が最も重要で、子どもが大きく変わり成長する時期ですから」と言葉をつないだ。
▽第40回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会
第40回日本クラブユースサッカー(U-15)選手権大会


