西武台・太田和希

 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関東2部で暫定2位の西武台も有力な優勝候補だ。敗れはしたが昌平との全国高校総体予選決勝では、互角以上の内容だった。自慢の攻撃陣がゴールを量産し、プリンスリーグの32得点は断トツのトップ。大黒柱のFW太田和希(3年)は、8得点とエースらしい働きをしている。

 4強入りした前回大会からの右SBで、ロングスローを担当する鈴木煌平やパスの配給元となるボランチ広瀬陸(ともに3年)が、ワンランク上のプレーを披露。同じく昨季もCBを任された主将の高倉大翔(3年)がリードする守備は、タイトでいて堅実だ。

 3回戦が初戦となり、武南が勝ち抜いてくると準々決勝で激突する。

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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選