深瀬は「夏は全国大会が行われている中、自分たちは戦えず悔しかった。その分、走り込みや裏への動きを磨き、自主練にも力を入れた。負けて得たものも大きかった」と振り返る。

 野辺地西との決勝は11月2日。「インハイの決勝では自分が決めきれずに負けた。もう同じ思いはしたくない。選手権は小学生の時から夢に見ていた大会です。3冠の目標には届かなかったけれど、プレミアとの2冠はまだ可能性がある。まずはチームの勝利が一番。その中で自分のゴールがついてくればベストだと思っています」と腕をまくった。

(文・写真=古部亮)

▽第104回全国高校サッカー選手権青森予選
第104回全国高校サッカー選手権青森予選