25日、第93回高校サッカー選手権青森大会決勝「青森山田vs八戸学院野辺地西」が青森県総合運動公園陸上競技場で行われた。準決勝で三沢商業を9対0で下したスーパーシード(準決勝からの登場)の青森山田が八戸学院野辺地西を6対0で下し、18年連続20回目の選手権出場を決めた。

 試合は23分、青森山田が野口雄輝のゴールで先制。前半は八戸学院野辺地西を攻めあぐねていた青森山田であったが、後半に入ると徐々にペースを掴み出す。後半開始早々の43分に木戸隆生のゴールで追加点をとり2対0。その後も、山下優人、丹代藍人が共に2発を決め、終わってみれば6対0。前回大会と同じ組み合わせとなった青森大会決勝のカードであったが、今大会も八戸学院野辺地西は青森山田の牙城を崩せず、全国への扉を阻まれた。

 青森県大会を制し、全国への切符を手にした青森山田は、12月30日開幕する第93回全国高校サッカー選手権で悲願の初優勝を狙う。