強豪・流経大柏とはいえ決勝までの道のりは順調ではなかった。3回戦、八千代戦では3-2。準決勝の市立船橋戦では延長の末、4-3で勝ち上がり、今回の決勝もふたたび延長戦。つまり3試合ともに1点差勝ちの接戦をモノにしたことになる。
この勝負強さの要因は何だろうか。
「初戦から苦しい試合のなか、自分たちの形を出せない試合が続きました。選手も苦しみながら、緊張しやすい選手が多いので、その緊張とどう向き合うのか、ミスを周りがどうカバーするのか、問い続けられたことが成長につながりました」(榎本監督)
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▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選

