大勢の選手を視察した印象については、「いい選手を大勢見ました。うちの大学に入学するかは分かりませんが、ほかの大学に行っても活躍できそうな選手がいっぱいいたので驚きました」と笑顔を交えて感想を述べた。

 NCAA2部からはリンカーン・メモリアル大学が訪れ、現在日本人選手がひとりプレーしている。トム・ジレット監督は「ものすごい闘争心がある一方、まじめで謙虚な青年」と紹介した。

 なぜ、アメリカの大学チームはこれだけ熱心に日本人をリクルートするのだろうか?

 トム監督は「まず日本人のスキルとテクニックは、世界と比較しても見劣りしないからだ」と技術面について言及し、さらに「パーソナリティーがすごくいい。規律を守るし、まじめだからどの大学も日本人選手をほしがるんですよ」と需要が多い背景の一端を明かした。

【次のページ】 この10年弱の間にトライアウト志願者はうなぎ上り 文武両道を求めて米国大学留学(6)