トライアウトは毎年1月に必ず開催し、来日した指導陣に全国高校サッカー選手権の決勝を観戦してもらっている。クラブチームとそこに在籍する選手の水準の高さは認識していても、高校チームにはあまり理解を示していなかったからだ。

 中村代表は「少し前までクラブの選手の評価は高いが、高校チームには好人材がいないという認識だったんですよ。でも今は高校サッカーのスピードとテクニカルな試合にくぎ付けです」と笑う。

 今年も神村学園と鹿島学園の決勝に訪れ、MUFGスタジアム(国立競技場)に集まった6万142人の大観衆にびっくりしていたそうだ。

 日本の高校生の評判はこれからも揺らぐことはなく、アメリカの大学で活躍し、当地でプロ契約を交わす選手も次々と誕生する勢いだ。

             

(文・写真=河野正)