浦和南イレブン

 得点はリーグ最少タイの18点。迫力を欠いた攻撃も不振を招いた要因のひとつだが、それより堅守を誇るチームがワースト2位タイの33失点ではこの低調ぶりも仕方ない。

 どこに原因があったのだろうか。浦和東と浦和南を率い、全国高校選手権に6度出場したOBでもある野崎監督は「見方はいろいろあるでしょうが、冷静に客観的に考えてみると妥当な結果だったと思う」と切り出した。その理由を尋ねると「公立勢は選手の数、質、総合力で年々有力私学に差をつけられています。そんな状況の中で勝ち残っていくのは本当に難しい。うちはまじめな生徒が多く一生懸命取り組んでいるだけに、結果を出せないジレンマを痛感しているんですよ」と厳しい表情で説明した。

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