何度もファインセーブでチームを救った吹田東GK1谷野颯紀(3年)

 「僕が来る前には大冠の2ndチームとリーグ戦でやって負けたチームなんですよ。今日も下手したら7、8点取られてもおかしくなかった。実際にそれくらいのピンチがあった。そんななか、よく頑張ったと思います」

 かつて率いた摂津槻の木の選手たちに比べ、吹田東の選手は身体も決して大きくはない。「この子たちは吹田東にサッカーがしたくて入ってきてないですからね」と監督は現状を明かす。しかし、言葉の裏には選手への強い期待が滲む。

 「ただ、学校としては定員割れもせんと人気があるので、能力のある子はいるんです。キャプテンの子(DF14小林裕典/3年)なんかもそうです。だからちゃんと見てあげれば、もうちょっと良くなる」

 ただ守るだけでなく、これからは「相手に支配されるんじゃなく、自分たちが主導権を握ってサッカーをやる」という次のステップを、鈴木監督は早くも選手たちに提示している。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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