全国大会の初戦という独特の緊迫感が漂うなか、近大附の選手たちに萎縮する様子は一切なかった。キャプテンのDF藤川澄生(3年)は、大舞台を前にしたチームの雰囲気をこう振り返る。「みんなで話していたのは、1回戦は絶対に勝とうということ。緊張ではなくて、みんなで楽しもうという感じでした。緊張するよりも、楽しんだ人の方が強い。みんなが楽しんでくれたらいいなと思っていました」。
普段から声を掛け合い、互いを支え合う空気感がチームのキャラクターだという。その日常が、全国という最高の舞台でもブレることはなかった。そして、その「楽しむ」というポジティブなマインドの拠り所となっていたのが、ピッチ脇からの圧倒的な声援だった。
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)

