昨年4強の東京成徳大深谷はCB寺田源斗(3年)を軸に今年も守備が堅く、S1の失点は14試合でわずかに6だ。主将のボランチ松尾泰希(3年)が中列後方から攻めのかじ取りをし、平井登悟と青木斗優(ともに3年)の2トップがゴールを狙う。セットプレーには絶対の自信を持つ。ともにインターハイ予選ベスト4の正智深谷と浦和学院もタイトル争いに参戦できるだけの力を秘める。

 前回大会16強の正智深谷は前チームからの主力を多数抱え、守備ラインには主将のCB岸田琉来と左SB青木穂希(ともに3年)を配置。藤原拓矢(3年)は得点力のあるFWだ。力関係から見るとベスト8までは進めると思われる。昨年の準々決勝で昌平を最後まで苦しめた浦和学院は、前回の経験者であるエースFW桜井亮とサイドを切り裂くMF小川澄羽(ともに3年)が健在。守備能力の高いボランチ中村優明(3年)のプレーぶりにも注目したい。

 昨年、6度目の挑戦で初めて準決勝に進んだS2首位の細田学園は、小野寺快斗や松本隼翔(ともに3年)ら決定力のあるFWを擁し、武南との3回戦、昌平との準々決勝に照準を合わせる。

【次のページ】 今大会も強豪私学を中心とした優勝争い 選手権埼玉決勝トーナメント開幕目前(5)

▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選