西武文理GK1佐藤慧昊(3年)
しかし試合では、そんな不安をよそに渡辺は、市立浦和の決定機をファインセーブで阻止し、80分間無失点に抑えこんだ。0-0で迎えた延長後半に西武文理が先制し、これで勝負ありかと思われたが、直後に追いつかれてPK戦へともつれ込んだ。失点の場面について渡辺は「ロングボールの1つ目の競り合いに負けて、そらされて、そのこぼれ球に自分も出たんですけど、先に触られて、申し訳気持ちだった」と悔しさをにじませた。
西武文理は直後にPK戦に備えて渡辺に代えて、GK1佐藤慧昊(3年)を投入する。PKになったら出番が来ることを告げられていた佐藤は、いきなり1人目を見事に止めると、サドンデスの8人目もストップに成功。PK戦を6-5で制した西武文理が見事に勝利を収めた。
黒岩宏明監督は「いいことばかりじゃなくて、悔しい気持ちとか、本当にいろんな思いを背負って立てる子なので、彼の人間力がこのPK戦の勝利につながったと思います」とPK戦で大活躍をみせた佐藤をたたえた。
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