昌平vs武南

 昌平が1次予選を突破し、決勝トーナメントに初参陣したのが09年の第88回大会。頂点に到達する最初のステージだった。武南は第93回大会の準々決勝で初優勝を飾った昌平と初めて顔を合わせ、1-4で逆転負けしている。当時の大山照人監督は「試合と相手の動きを読む力に欠け、考えられないようなミスが続いた。予想外の内容になった」としきりに悔しがった。

 武南はここから昌平に全く勝てなくなる。95回大会も準々決勝で0-1、翌年は準決勝で0-5の惨敗を喫した。この3敗が大山前監督時代の成績。内野慎一郎現監督にしても、0-1で敗れた98回大会の初対戦から4連敗と黒星を重ねた。準々決勝で当たった99回大会は1-3で敗れ、102回大会のチームは新人大会に続いて関東高校大会とインターハイの両予選も制したが、準決勝で2-7という屈辱的な大敗を味わった。0-1の前回は内容で勝って勝負に敗れ、連敗記録は7に伸びてしまった。7試合で4得点・22失点というのも不名誉な数字だ。

 今回の8度目の決戦には不安材料を抱えて臨んだ。中盤の心臓部であるボランチ小川慈生(3年)が出場停止の上、CB葛西康介(2年)もけがで離脱。ふたりの主力を欠いた。

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第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選