
歓喜の武南イレブン
金は「去年から使っていただいてきたので、勝ったら監督に感謝の気持ちを伝えようと試合前から決めていました。自分は昌平を倒して優勝するために武南に入り、監督も昌平に勝つことにこだわってきたので、互いに思うところがあったからです」としみじみ語る。
金は昌平の下部組織である中学生年代の強豪街クラブ、FC LAVIDA出身。昌平の先発11人のうち9人、交代出場した4人ともLAVIDAの選手だった。勝ちたい思いが人一倍強かったのだろう。
内野監督も「金は誰よりも(打倒昌平への)気持ちがあったと思う」と述べ、抱き着かれたことについては「ちょっと涙が出ました」と感極まったという。
3回戦で退場処分を受け、バックスタンドの応援団と一緒に声援を送り続けた小川は、少し遠慮がちに笑みをこぼした。「仲間を信じていました。後半は攻撃的になって武南らしいサッカーをしていた。仲間がつないでくれた準決勝なので、出場機会があったら迷惑をかけた分まで恩返しできるように頑張りたい」と意を決した。
▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選



























