1月5日、フクダ電子アリーナで行われた第95回全国高校サッカー選手権の準々決勝第2試合で前橋育英(群馬)と滝川第二(兵庫)が対戦し、MF長澤昂輝とFW人見大地のPKによって2-0で前橋育英が勝利し埼玉スタジアム2002で行われる準決勝へ駒を進めた。

 全国総体優勝校の市立船橋を2回戦で撃破した3年連続8強の前橋育英はここまで3戦連続の完封勝ち。対する滝川第二はここまで全3試合で10人で計13得点をたたき出しての8強進出。4強入りをかけた一戦は21分にMF長澤昂輝が相手DFに倒されPKを獲得。これを長澤が自ら決め前橋育英が先制に成功する。さらに75分にはFW人見大地がPA内で倒されPKを獲得するとこれを人見が決め勝負あり。2-0で前橋育英が勝利し7日に埼玉スタジアム2002で行われる準決勝で駒澤大区学高等学校(東京A)に逆転勝ちした佐野日大(栃木)と対戦する。

 総体群馬予選ではまさかの初戦敗退という結果に終わった前橋育英だったが、選手権では高校日本一まであと2つに迫った。

▽第95回全国高校サッカー選手権予選
第95回全国高校サッカー選手権予選日程・結果