1月7日、第95回全国高校サッカー選手権準決勝がいよいよ埼玉スタジアム２○○２で行われる。注目の第1試合では青森山田（青森）と東海大仰星（大阪）が対戦する。

　U-19日本代表でFC東京内定の守護神廣末陸、千葉内定MF高橋壱晟ら擁する高円宮杯チャンピオンシップに続く2冠を目指す青森山田（青森）と前回大会覇者・東福岡（福岡）を準々決勝で1-0で下し大金星を挙げての初の4強入りを決めた東海大仰星の一戦。

　初優勝を狙う青森山田は今大会ここまで3戦13得点1失点と攻守ともに盤石だ。攻撃陣は全国総体得点王の鳴海彰人、そして高橋壱晟が3戦連続でゴールをマークするなど好調。守っては廣末が最後尾で構え、準優勝を果たした2009年度以来となる決勝進出を目指す。一方、東海大仰星は3回戦では2013年度優勝の富山第一（富山）、準々決勝は前回大会優勝の東福岡（福岡）と2戦連続で日本一経験のある“大物食い”を達成。勢いそのままに昨年の12月に高校年代日本一に輝いた青森山田撃破を狙う。果たして9日の決勝の舞台に立つのはどちらの高校になるのか。