1月9日、第95回全国高校サッカー選手権決勝、昨年12月の高円宮杯U-18チャンピオンシップに続く2冠を狙う青森山田（青森）とここまで5試合連続無失点で99年度の市立船橋（千葉）以来の無失点優勝を狙う前橋育英（群馬）の一戦が埼玉スタジアム２○○２で行われる。
　20年連続22回目の選手権出場の青森山田と3年連続20回目の選手権出場の前橋育英。共に20回以上の選手権出場を数える選手権常連の強豪校が県勢初優勝を懸けて激突する。
　青森山田は司令塔で千葉内定MF高橋壱晟と全国総体得点王の鳴海彰人がそれぞれ4得点をマークし得点王ランキングのトップに立つなどここまで4戦15得点と攻撃陣が好調。守ってはここまで4戦2失点と今大会NO.1のGK、FC東京内定廣末陸ら守備陣がはね返す。攻守ともに盤石の青森山田が初の選手権制覇、2冠を狙いにいく。
　対する前橋育英は2回戦で全国総体優勝校でJ内定の3選手DF杉岡大暉、DF原輝綺、MF高宇洋らを擁する市立船橋（千葉）を撃破。初戦から5試合連続無失点と堅守が光り、首都圏開催以降では史上4校目となる無失点優勝を狙う。また、攻撃陣は5戦で6人で7得点と日替わりでヒーローが生まれており、決勝でもニューヒーロー誕生に期待が懸かる。
　12月30日に開幕した選手権もいよいよ本日が決勝戦。全国4134校の頂点を懸けた注目の決勝戦は9日14時05分にキックオフとなっている。