久保同様に代表の主軸のひとりであり、3次予選6試合中5試合に先発する守田英正(スポルティング)。所属チームでは左ふくらはぎの負傷から復帰したばかり。現在の状態が気になるところだ。守田は「コンディションはまだ100%に戻り切っていないのは事実ですが、万全の状態で臨めるように最後までいい準備をしたい」と出場を視野に入れている。
今の代表について守田は「自立した選手が多い」と評した。前回のワールドカップ・カタール大会に出場した経験を踏まえ、勝てば決まる大一番を前に、守田は「まだ何もつかみ取っていないということを理解すべき。ホームで期待のかかった試合。しっかり勝つことだけを考えたい」と目の前の試合に集中する大切さを語るとともに「普段と(気持ちは)変わらなくてもいいが、少しだけ熱意とか、いろんなものを背負って戦うことが良いプレーにつながる」とゲームに臨む心構えを説いた。
(文・写真=佐藤亮太)