岩本氏

 西野氏は0-0で迎えた後半、立て続けに2得点をあげ、リードした状況でチーム内は3点目を狙いたい前線と守り切りたい守備陣で意思統一ができず、結果、全体的に間延びしたこと。加えてパスワークを武器にしたベルギーがロングボール主体に切り替えたことにうまく対応ができなかったこと。さらに延長戦を想定していた日本と90分間で勝負をつけたいベルギーとの戦い方の差が結果につながったと回顧した。

 ベルギー戦を踏まえ、西野氏は「ワールドカップは怖いんです。数センチ足を延ばせばいいのに、それができずに失点したりとまさに世界はそうだと。コンマ何秒、判断が遅れる、数センチ、足が出せなかったり、そうしたギリギリのところでやれるかどうか。本当にワールドカップの空気が違うんだなと。こういう世界なんだな、ワールドカップはと感じました」と述懐した。

 来月開催されるカナダ・メキシコ・アメリカ共同開催のFIFAワールドカップ2026に挑む森保一監督率いる日本代表について、西野氏はケガによる三笘薫、南野拓実の離脱を惜しむとともに、コンディションで未知数な遠藤航、冨安健洋が本大会に間に合えばと前置きをしたうえで、歴代で「最強中の最強」と太鼓判。

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