高校サッカードットコムをご覧の皆様、初めまして、モンテネグロの1部プロサッカーチーム、FK MLADOST PODGORICA(マドスト)でプレーしている戸波恵斗です。
 今回「オレたちの海外挑戦!」というコーナーの中で、もともと私がどんな選手だったのか?いつごろ海外に行くと決めたのか?準備期間ってどのくらいか?どうやって海外の挑戦先を決めたのか?何で調べたのか?行く先の決め手は何か?今、どんなチームでプレーしているのか?試合には出られている?どんな生活をしている?などなど私自身の事に関してや日本ではあまり情報の無いモンテネグロのサッカーについてご紹介させていただきたいと思っています。そして、それらの内容が海外挑戦を考えている高校生や、悩んでいる高校生に少しでも参考にしていただければ嬉しく思います。まだこれといった実績や経験値に乏しい私ですが、どうぞ宜しくお願い致します。

 まず記念すべきオープニングの第一回目は、私、戸波恵斗ってどんな人?自己紹介から入らせていただきます。
 私は、宮崎県宮崎市で生まれ育ちました。小学1年次に地元のスポーツ少年団に入りサッカーを始め、中学校でも。今ではサイドバックが私の主なポジションですが、中学時は、MFを中心としたポジションをすることが多く、ボールタッチやキックの精度、視野を広く持つことなどプレーの幅を広げることが出来ました。どのポジションでも共通して言えることですが、サイドバックは、守備はできて当たり前であり、いかに攻撃に参加してチャンスを作ることが出来るか求められるため、中学時に前線のポジションを経験できたことは今に活かされていると感じます。

 高校は、宮崎私立宮崎日本大学高等学校に入学し、高校2年次の夏には、早生まれのため国体(秋田大会)に参加し、全国4位の成績を収めました。その年の冬には、九州選抜に選ばれ、自分に自信を持てるようになってきた時期でもありました。

【次のページ】 戸波 恵斗選手/モンテネグロ1部リーグ FK MLADOST PODGORICA(マドスト)①(2)