初めまして。私は創価大学1年の井上幸一と申します。私は高校生の頃から、大学生になったらなるべく早いうちに短期で留学し、そして大学で色々なことを学んでから長期の留学をするという目標を持っていました。
なるべく早いうちに短期で留学したかった理由は、今まで中高と6年間英語を習っていて、実際に英語圏の国に行って自分の英語力を試したいと思っていたからです。
また、英語の勉強をしながら、物心ついたときから今まで継続しているサッカーでどこまで通用するのかどうかも経験したかったので、オーストラリアへの留学を決断しました。
留学中、午前中は語学学校に通いました。学校は8:30〜10:30授業、10:30〜11:00休憩、11:00〜13:00授業でした。もちろん授業は全て英語で行われました。1クラス20人ほどで、様々な国から英語を学びに来ていました。なかでも、コロンビアなどの南米の人や、タイなどのアジアの人が多かったです。
クラスメイトの英語の力はそんなに高くありませんでしたが、彼らは自分の意見を自分の言葉で表現しようと授業中は常に発言していました。特に南米出身の人たちは先生が話し終えてもまだ自分の意見を述べていて、アグレッシブさに驚きました。一方、アジア出身の人たちは授業中ほとんど自分から意見を述べていませんでした。民族の違いなのでしょうが、やはり自分の意見を言わないと相手は自分が何を考えているのかは分からないのだと思いました。
私も最初はなかなか自分の意見を言えず、とても悔しい思いをしていました。しかし、徐々に自分の意見を言えるようになっていって、ジョークを言って笑わせることが出来た時には自分の成長を実感しました。
私にとって英語は話すことよりも聞き取る方が難しく感じました。おそらく、今までの学習では、教科書に書かれていることを理解したり、問題を解いたりするだけで、実際に生の英語を生で聞く機会がごく稀であったことが原因であったと思います。なので、日本に帰国してからもなるべく耳中心の英語学習を継続していこうと思っています。