―― 現在期待されているユースの選手がいましたら、名前と特徴を教えて下さい。
来季の目標として、4~6人トップ紹介目指していてます。中にはトレーニングだけですが、数人はデビューし経験を積むでしょう。既にMarko Kleinen(MF)、Thomas van Bommel(MF) 、Milo Delrock(WG) はトップチームで練習しています。全員ボールの扱いに長けていて、前進する為の知性を持ち、プレシングスタイルのサッカーを体現できます。
―― クラブとしての現在の目標、ユース年代に対するメッセージをお願いします。
クラブとしては今後更にアカデミーに注力していきます。トップチームに上がるまでに、経験を積む環境を提供出来るので、U21リーグを楽しみにしています。本来であれば、今年の3月に大阪府サッカー協会から来るU18チームを迎え、更に大宮アルディージャから選手を招待し、練習参加して行く予定でしたが、この様な状況下で無くなってしまい、非常に残念です。来年以降招待出来ることを祈っています。彼らの年代でヨーロッパを味わう事は非常に良い経験になります。私自身、日本とオランダの両方の良さを体験してるので、交流を持たせる事を目標にしています。オランダと日本はメソッド、長所、短所が違うので、互いに学ぶ事が出来ます。日本人選手は技術的に優れ、個人をチームの為に捧げています。また、みな良い教育を受けていて指示を理解でき、指示通りに動こうとします。俊敏で動きも早く、意欲に溢れています。対してオランダ人は、より個人でのチャレンジに躊躇せず、個々の持つ責任が増します。私は日本人選手を、オランダ人の良さとどう融合するか理解してて、彼らのメンタリティをリスペクトし、何より彼らと仕事が出来るのを楽しみにしております。少しでも早く世界が良くなり、若い選手達の幸運を祈っています。