Robbie Servais監督
MVV Maastrichtはオランダ最古の街であるMaastrichtのプロクラブだ。1902年4月2日に設立、現在はオランダ2部リーグに所属。同チームは1976年に初めて降格を経験、1984年と1997年にはオランダ2部リーグ優勝、1978年と1988年にはEredivisie(オランダ1部)への昇格を経験した。ヨーロッパで選手引退後、欧州委員会を通して勉強プログラムで来日した経験もあるRobbie Servais監督にお話を伺った。
―― 監督(コーチ)としての経歴を簡単に教えて下さい。
ヨーロッパで選手引退後、欧州委員会を通して勉強プログラムで来日しました。日本の文化や言語について早稲田大学にて学び、ヴィッセル神戸でインターンを行いました。その後、ヴィッセル神戸にはアカデミーコーチとして、大宮アルディージャに行くまでの2年間在籍していました。埼玉にも結局2年間いましたが、理想的な形で日本語や文化、Jリーグについて学ぶことが出来ました。投資は小さくは無かったですが、日本で言語と文化をしっかり学んだコーチも多くはいない為、自分の為になると確信していました。更に1年アーセナル市川で過ごした後、シンガポールサッカー協会に移りました。4年間でU14、 U15、U23、U19の代表を指導しました。また、オーストラリアでプロライセンスも取得しました。Bert Van Marwijk氏がサウジアラビア代表監督を務めた際には、ワールドカップ予選(日本、オーストラリア、タイ)の対戦相手の分析担当を行いました。When van Marwijk氏がオーストラリア代表監督に就任した際も、アシスタントコーチとしてロシアワールドカップに行きました。その後はブルネイ代表監督も一時的に務め、モンゴル代表相手にワールドカップ予選を戦いました。10年のアジアでの経験の後、日本人の妻と子とヨーロッパに戻りました。私の故郷のチームであるMVV Maastricht(オランダ2部所属)ではトップチームのアシスタントコーチ、U19監督を務めました。来シーズンは新しく出来たU21の監督を務めます。