立ち上がりから、國學院久我山10番宮本の目の覚める様なシュートで開始された試合は、試合開始から國學院久我山ペースで試合が行われる。前半10分、國學院久我山11番戸坂のパスを受けた10番宮本がシュートを放つとこれが先制ゴールとなる。ショートカウンターから1-0と幸先の良いスタートを切った國學院久我山は同31分には右サイドにいた13番山本からのクロスに、2番保野がヘディングで合わせ、リードを2点に広げる。

 目白研心は、10番芹沢がサイドでスピードと駆け引きで勝負し、8番柴田は攻守に渡り豊富な運動量で貢献する。守備では18番山崎が球際を闘い、11番竹内の前からのプレシング、キーパー大野はナイスセーブを連発し、國學院久我山の攻撃に耐える。

 一方、國學院久我山は2番保野、6番豊田とGK生垣でゲームを後ろからコントロール。更に7番竹浪は必要に応じてビルドアップに顔を出す。10番宮本は身体と技術を活かして、前線を盛り立て、8番柴田、14番高橋など技術とアジリティー能力が高い國學院久我山らしい選手が中盤を支える。前半はこのまま、國學院久我山が2-0で折り返す。

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