都立東久留米総合がボール支配]
 前半同様、後半も都立東久留米総合がボールを支配。中盤でのワンタッチプレーで相手陣内を崩していく。左サイドを突破し、センタリングをあげると、ボールを12番瀬尾がボールをキープ。1人をかわしシュートするもクロスバーに直撃。都立東久留米総合は中盤での激しい守備から決定機を作り出すも、ラストプレーで精度を欠き、得点に繋げられない。

 すると都立東大和南は数少ないチャンスをものにする。ロングボールから交代出場の11番横川が抜け出し、GKとの一対一を右足で豪快にゴール左に蹴り込み、3-0とリードを広げる。都立東久留米総合も力を弱めず、前線から激しくプレッシャーをかけ、ボールを奪い、シュートチャンスを作り出すも都立東大和南ゴールを割ることができない。すると都立東大和南キャプテン10番世継が相手ディフェンスラインの不用意なボール回しを見逃さず奪取。GKとの一対一を左足で冷静に流し込み、駄目押しの4点目を決める。

 都立東久留米総合も最後まで積極的なプレーを続ける。試合終盤、右サイドからのコーナーキックの混戦から23番渋田が1点をかえすも、少ないチャンスをものにした都立東大和南が4-1で勝利し2回戦に駒を進めた。

(文・写真 園内俊人)