前半14分、浦和南3番大谷が得たフリーキックのチャンスから、12番田代がキッカーを務める。この溢れた球に詰めた9番狩集が押し込み先制点。1-0と幸先の良いスタートを切る。一方、立教新座は前半19分、9番渡邊のドリブル突破から、7番新谷がボールを得て強烈なミドルを放つ。しかし、これはバーに弾かれる。更に前半25分、スルーパスに抜け出した立教新座6番小岩が、そのままシュートを放つも枠の外に外してしまう。

 立教新座が惜しいチャンスを作るも、前半はこのまま終了。立教新座は9番渡邊、7番新谷、8番庭田とアジリティと技術に長けた選手を揃え、ドリブルとパスで攻撃を組み立てていた。中でも9番渡邊は中への推進力があり、相手DFを混乱させ、2番須田はサイドを最後方から駆け上がり、攻撃に参加し3番竹内は右サイドバックの位置から正確にゲームを組み立てていた。対する浦和南は10番大坂が中盤で指揮をとり、9番狩集は高いアジリティと運動量を活かして、サイドから前線へ攻撃参加を繰り返していた。4番相馬、21番庄司は守備を固めながらも、ビルドアップ時には攻撃をスタートさせる役目を担っていた。

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