西武台は後半15分にコーナーキックから、21分にはDF森下怜のフリーキックが枠をとらえたが、いずれもGK鳥羽凌太がファインセーブ。成徳深谷は後半にもう一枚の切り札、FW間中実来を投入し勝負に出るが、両チームともに決定打を打つことはできないまま90分を終えた。
成徳深谷は延長後半7分、北原が仕掛けてシュートを放つが、これはクロスバーに阻まれてゴールならず。勝負の行方は奇しくも昨年の選手権と同じく、PK戦に委ねられることとなった。
互いに3人全員が成功して迎えた4本目。西武台はGK仲山晃平が相手のキックを完全に読み切って左に飛んで止めると、成徳深谷は続く5人目のキッカーが失敗。4人すべてがネットに運んだ西武台がリベンジを果たし、7度目の優勝に向け、2年連続の準決勝進出を決めた。