大成vs日大豊山

 延長前半8分、大成9番内田から右サイドにいる6番今西へパスが通る。これをセンタリングをあげ、7番大石が押し込むもゴール外にに逸れる。そして、遂に延長同10分に均衡が破れる。大成3番丸山がコーナーキックから迎えた混戦から、執念で押し込み、大成が3-2と待望のリードを奪う。延長後半9分、日大豊山10番杉田が高い位置で仕掛けると、大成DFはその鋭いドリブルにたまらずファール。絶好の位置からのフリーキックを得るが、枠を捉える事は出来ない。これがラストプレーとなり、大成が逆転劇の末3-2で勝利し、次に駒を進める。次戦、都立東久留米総合と関東大会への切符を賭け激突する。

(文・写真 石津大輝)