大成が逆転劇の末3-2で勝利 日大豊山は惜しくも準々決勝で敗退

大成vs日大豊山

 4月20日、平成31年度関東高校サッカー東京予選準々決勝で、大成日大豊山が対戦。延長までもつれた一戦は大成が制し関東大会まであと一歩まで迫った。

 大成はGK小山飛来、DFは2番加藤竜吾、3番丸山大哉、4番佐藤イライジャ、5番金井渉、MFは9番内田康平、8番宮脇茂夫、7番大石勇冴、6番今西奏真、10番杉田健、FWは11番平川優大を配置して臨んだ。日大豊山はGKに白石裕也、DFは6番佐藤匠、5番小野修平、4番高井照義、7番中北輝、MFは8番難波優雅、10番伊藤和輝、14番永澤恵斗、FWは21番江蔵兼佑、9番恒川俊輔、11番上原涼を配置。

 大成は6番佐今西が重心の低いドリブルとボールキープで攻撃にアクセントを加え、7番大石はキレのあるドリブルで相手を脅かし、10番杉田はオールマイティに攻撃で存在感を放っていた。タレントある攻撃陣が前からプレッシャーをかけ、迫力のある攻撃を展開する日大豊山は、4番高井、5番小野が空中戦で強さを発揮し、キャプテン6番佐藤は冷静な読みからのインターセプトで攻守に貢献し、GK白石は集中したセーブで何度も味方を助けていた。堅守速攻からは、10番伊藤のきめ細かい技術と、11番恒川が抜群の走力と勝負強さで攻撃を牽引する。

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