後半開始序盤は都立東久留米総合が勢いにのる。13番原が強烈なミドルシュートを右サイドから放つと、GK小山がこれを弾く。その跳ね返りを12番松山が遠目からシュートを放つが、これはゴール枠の外。後半10分、大成も後半最初のチャンスを得る。7番大石、9番内田とつなぐと10番杉田が裏のスペースに抜け出しキーパーと一対一。しかし、これはゴールならず。同13分、大成9番内田がボールを得ると、相手DF間の隙を突き、スピードでぶっちぎる。キーパーとの一対一を冷静にサイドネットに流し込み、勝ち越しに成功。両校のプライドがぶつかり合い、試合は更に激化していく。同23分、都立東久留米総合5番下田がコーナーを魂で押し込み、同点に追いつく。更に、同25分には右サイドにいた都立東久留米総合10番野口大陽からの折り返しのクロスに、7番柳田が強烈なシュートで合わせゴールを決め3-2と見事に逆転。都立東久留米総合相手にあと一歩の所まで追い詰めた大成であったが、力及ばず。試合巧者の都立東久留米総合がプライドと底力を見せ関東大会の切符を手にした。