國學院久我山は、丁寧な後ろからのビルドアップから始まり、相手がサイドに寄れば空いた中央を、中央が密集すればサイドを使い、集中と拡散を繰り返し相手を混乱させる。5番下田、12番森次、GK鈴木のビルドアップと、5番下田の精度の高いロングボールを見合いに使い、食らいつく都立東久留米総合久を一気にピンチにさせる。14番田中、6番福井、8番大窟の中央でのトライアングルと、7番山下の左サイドからのドリブル、10番戸坂の攻撃におけるマルチな役割、ボックス内での9番山本のアイディアが融合する。
前半のうちに1点を返したい國學院久我山は同22分にコーナーから7番山下が打点の高いヘディング。しかし、GK酒井のスーパーセーブにより失点をま逃れる。前半はこのまま終了する。