OB清水慎太郎を彷彿させる「泥臭さ」持ったFW谷が準々決勝でも3点に絡む活躍 

 関東高校サッカー大会埼玉県予選準々決勝。西武台高校はふじみ野高校を4ー0で下し、新人戦に続き4強に進んだ。準決勝は新人戦準Vの正智深谷高校を破った浦和東高校と激突する。

 立ち上がりの10分を終え、先制したのは西武台。前半13分、DF森下怜からの浮きパスをFW谷直哉が落とすと、左サイドから斜めに走り込んだMF山本稜真が決めてスコアを動かした。

このゴールで勢いに乗ると、前半25分にはMF池田上総介が右サイドのMF大野田駿に展開。オーバーラップした森下のクロスに谷が今大会6ゴール目を代名詞のヘディングから突き刺す。さらにその5分後には後方からのロングボールに谷が今度は競り合いの強さを生かして左サイドでボールをキープし、クロスからの混戦を最後はMF岩田璃玖が押し込んで3ー0とした。

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