対する大成はDFからしっかりとブロックを敷き、機をみてのハイプレスで奪ったボールをワンタッチで相手DFラインの裏にボールを蹴り込む。そこにFW10番杉田健が後ろからDFに圧力をかけて相手のミスを誘いながらゴールに迫る。

7分、狙い通りDFの背後をとったFW10番杉田健がフリーでボールを受けるが、惜しくもオフサイドの判定。16分は左サイドのドリブラーMF7番山下貴之がオーバーラップした左SB17番金井陸人にパスを送り、PA内に進入し、クロスを狙うもそのままゴールラインを割ってしまう。17分にまたしても10番杉田健が裏に抜けだしチャンスを演出。しかしギリギリのところで國學院久我山DFが懸命に足を出して先にボールに触りピンチを防ぐ。

どちらが先制点とってもおかしくないゲーム展開で進む中27分にアクシデント。國學院久我山の左CKを中央で競り合った國學院久我山のDF2番保野友裕が接触プレーでピッチに倒れ込む。30分近くゲームが中断し、救急車で搬送された。

【次のページ】 スコアを動かしたのは國學院久我山