13分、FW太田隼矢のスルーパスから右サイドを抜け出したMF三村一馬がクロスを供給。左サイドから飛び込んだMF石澤篤が絶好機を迎えるもこれを逸する。さらに直後にはゴール前右45度の位置から直接FKを獲得すると、FW太田隼矢のクロスをDF白土大希が頭で合わせるも惜しくも枠をとらえきれない。 一方、大会初戦では都立向丘に1対0の辛勝。守備陣の奮闘でクリーンシートを成し遂げ3回戦に駒を進めた東京電機大高はこの日も守備陣に負担が掛かる展開。立ち上がりこそ中大杉並の攻撃に危ない場面を迎えるも、徐々に対応。DFラインの背後を突く狙いが覗えた中大杉並の攻撃に対して、絶妙なラインコントロールでオフサイドを取り、ピンチの芽を摘み取った。 攻守の構図がくっきりと映る中、スコア変動は28分。中大杉並が待望の先制点を挙げる。
この試合幾度となくチャンスを迎えていたCKのチャンスをDF村田直樹がついに活かした。FW太田隼矢の高精度のクロスを押し込み、ネットを揺らす。 1点のリードを得た中大杉並は先制点をアシストしたFW太田隼矢が攻撃の核となる。右MFへのポジション変更など前線を縦横無尽に駆け回りボールの受け手としてだけでなく、送り手としても高クオリティのプレーを披露。また、ボランチに入ったMF高木啓行とのホットラインは確実に相手の脅威として働いた。
