同点に追いついた勢いのままに、都立狛江が延長も都立保谷ゴールを脅かす。途中出場で余力がある14番田中、15番角谷を筆頭に都立保谷を翻弄する。しかし、中々点を奪うことは叶わず、誰もがPK戦を予測し始める。そんな中、又しても劇的展開を迎える。 延長後半10分、都立保谷14番熊谷涼が折り返したクロスに、12番桐原亮羽が合わせるとこれがネットに吸い込まれ、3-2と試合を決めた。後半アディショナルタイムに都立狛江が2点を返して追いつくというドラマのような展開から延長を迎え、延長終了寸前に都立保谷が得点し勝利するという劇的な展開で幕を閉じた。都立保谷は都大会でも勝負強さを発揮出来るか見ものだ。

(文・写真 石津大輝)