先制を許すも日体大柏が4-1で千葉敬愛に勝利

 11月3日、第98回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント3回戦が行われ、日体大柏が4-1で千葉敬愛を下し次戦に駒を進めた。

試合は開始直後に動く。前半2分、千葉敬愛は10番阿部太陽のロングスローから迎えたゴール前の混戦から、21番大島佳祐が押し込み先制に成功。全国総体出場校を相手に幸先の良いスタートを切る。

千葉敬愛はサイド攻撃から、ロングスローもしくはコーナーキックという相性抜群の戦術で日体大柏を押し込む。13番上地優志、19番兒玉陸哉、11番濱中秀、21番大島佳祐が鋭いドリブルなどを見せる。更に繋げる8番田中貴也、6番上地鴻志がサイドによって攻撃に絡む事で、ドリブラーが活かされる。

日体大柏はキャプテン5番伊藤夕真を筆頭に失点から気を引き締める。5番伊藤夕真、3番寺田一貴、6番冨沢翔が中心となりビルドアップを展開し、右サイドバック2番粕加屋光を高い位置に押し上げる。8番近江屋晃輝はパスでチャンスメイク、9番佐藤大斗は右サイド、11番南雄大は左サイドでCB、SBの間を出入りし簡単に受けることでボール回しを円滑にする。また、14番耕野祥護は最終ラインでの駆け引きをする。

【次のページ】 日体大柏がチャンスを作り始める

▽第98回全国高校サッカー選手権千葉予選
第98回全国高校サッカー選手権千葉予選