先制許すも・・・山本、逆転勝ちで4回戦へ

同点ゴールを挙げたFW井上仁斗

 9月7日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦が行われ、松原を逆転で下した山本が4回戦に駒を進めた。

 立ち上がりから互角の戦いを繰り広げた両チームだったが、先手を取ったのは松原。 前半26分に17番DF辻岡皓介のアシストから8番MF西田睴基がゴールを奪い先制する。しかし、後半巻き返したのは山本。後半12分に37番DF杉田将規のアシストから54番FW井上仁斗が決め同点とすると、同23分には30番FW福湯大我のアシストを26番FW渡辺洸樹が決め逆転に成功。終盤押し込んだ松原だったがゴールを奪えず試合終了。

 試合後、勝った山本の監督は「2回戦山田高校戦では自分たちのサッカーが出来ずに蹴るサッカーだったので、もう一回後ろからビルドアップして自分たちの サッカーをして勝とうと話していた。とはいえ、負けたら終わりのトーナメント、 まだまだ出来なかった部分も多いですがミドルサードからアタッキングサードに 掛けては数的優位を作って攻撃を展開出来たので、その部分は収穫。次の相手は 格上であることが予想されるので、戦い方を考えて、しっかり守備から入ってワンチャンスツーチャンスをモノに出来ればと思います」と次戦への抱負を語った。 

(文・写真=甲斐雅人)