終わってみれば5発快勝 大商学園が3回戦突破

 9月7日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦が行われ、大商学園吹田を5-0で下し4回戦進出を決めた。

 大商学園は守備は俊足を生かし3番田村颯人が広範囲を守り、19番寺林一樹が対人プレーで力強さを発揮。攻撃は14番田村光希が右サイドで積極的に仕掛け、10番高森大空はライン間で駆け引きをし相手DFを翻弄する。

 幸先良く前半のうちに10番高森の2ゴールにより2点を先取した大商学園は、後半に入っても攻撃の手を緩めない。6番橋村信哉がキーパーとの一対一を冷静にかわし追加点を挙げると、8番船ヶ山陸斗と14番田村もゴールを決め、終わってみれば5-0の快勝で3回戦突破を決めた。

▽大商学園・寺田尚義コーチ
「リーグ戦がうまくいっていない中で、選手にも偵察に自分達で行かせるなど、この一戦にかけてきました。一人一人が全力を出したので、本日は上手くいったと思います。自分達は上手くないので、一戦一戦全力で戦って行きたい」 

(文・写真=石津大輝)