9月8日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、大阪青凌を圧倒したアサンプションが勝利し次戦へコマを進めた。

　立ち上がりからゲームを支配したのはアサンプション。前半16分に11番FW野内凌と同28分に10番FW田中翔馬が決めて2点リードで前半を折り返すと、後半27分にも途中出場の18番FW布目拓が加点し3-0でサッカー部創立2年目のアサンプションが勝利し4回戦進出を決めた。

　試合後、アサンプションの神田監督は「一言で言うと情けない試合。自分たちで考えて良いポジションを取ってシンプルにボールを確実に動かしながらどこかでスイッチを入れて仕掛けていくということをベースにやっていながら、ポジションの取り方、パスの質、気の使い方の部分が全然出来ていなかった。ハーフタイム、給水タイムも含めてそういう所を自分たちで考えるようにと話したが改善されなかったのが残念な部分」と試合を振り返るとともに「次戦はその辺の所の修正含めて1試合通して抜け目なく勝ちきれるようにという所をもう1回立て直してやっていきたい」と次戦を見据えた。勝ったアサンプションは4回戦では1回戦から勝ち上がりをみせる八尾と対戦する。　

(文・写真=甲斐雅人)