後半頭から大阪偕星学園は16番FW姜を投入するとサイドで起点を作れるようになりペースを握る。すると45分大阪偕星学園は10番MF塩出舟之が裏に抜け出したところで倒されPKを獲得。これを10番MF塩出舟之が自ら決めて先制。その後は追いつきたい箕面も押し返し、コーナーキックなどチャンスを作り出すがゴールには至らない。すると、大阪偕星学園に追加点が生まれる。56分、9番MF中本優大とのパス交換から16番FW姜が右足でシュート。これはキーパーにセーブされるも、直後のコーナーキックから16番FW姜が決めて大阪偕星学園がリードを2点に広げる。更に大阪偕星学園は76分には右コーナーキックのこぼれ球を18番MF松本悠吾が押し込みダメ押しとなる3点目をゲット。そのまま大阪偕星学園が3-0で勝利した。
勝った大阪偕星学園の谷岡監督は「箕面さんとは同じカテゴリーのリーグで、前回の対戦の時と同様に今日も前半は苦しい展開になったが、子供たちが粘り強くやってくれたおかげで3点取れてよかった。相手にはパワフルなFWがいるのでそこを自由にさせないということと、前半は出来なかったがボールをもったらピッチを広く使おうと伝えていた。(先制して動きも良くなったが)10番MF塩出舟之にはオフサイドラインのところで勝負しようと伝えていたので、それが先制のPKに繋がったと思う。(次戦に向けては)毎年5回戦で負けてしまっているので、絶対に勝ってベスト32から16の壁を越えて新しいステージに大阪一の応援団を連れていきたい」と話した。
(文・写真=会田健司)